『窓が臭い』朝、窓に結露がある状態でサッシ・ガラス部分から酸っぱい臭いが
ネットで見つけた質問です。
『朝、窓に結露がある状態になると、サッシ・ガラス部分から酸っぱいにおいがします。乾燥するとにおいは薄くなります。また、窓のゴムパッキン部分には黒い糊状の汚れが確認されます。汚れたゴムパッキンの部分ばかりか、汚れていないサッシや窓の部分からもにおいがするのはなぜでしょうか』
といったものです。
回答は、湿気によって生じたカビでした。
結露が生じる寒い季節も、梅雨のジメジメした時期も、窓にカビが生える場合があります。
いつの間にかサッシや窓枠にもカビで黒くなっていたら見た目も悪く、カーテン等にカビが移る恐れもあります。
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サッシ・窓の臭いの元となっているカビを自分で除去するには
窓・サッシのカビを自分でとる手っ取り早い方法としましては、窓の湿気、結露をまめに取ることです。
窓の結露は乾いた布などで拭くわけですが、そのときに100均で買えるワイパー等を使うのも便利です。
家庭でのお掃除ですが、一般的な家庭用洗剤(薄めた食器洗い洗剤でもマジックリン等でもOK)を使用してキレイできます。サッシのレール(溝)には割りばし等を薄いタオルで巻いて使用し汚れをこそぎ落とします。
窓のビート(ゴム)のカビについて
問題はサッシのゴムパッキンの部分です。これをビートといいます。
このビートにしみ込んだ黒いカビを除去するのは困難です。
しかし、カビ用のスプレー(カビキラー等塩素系の漂白剤)を使えばけっこう薄くなります。
変色しないよう他にかからないように気をつけながら、カビ部分にスプレーします。
その後、ブラシやキッチンペーペー等でなじませて、しばらく放置してから水拭きをします。
この場合、洗剤が乾かない状態で放置することが大事です。ラップ等をかぶせるのが効果的です。
一番効果が見込めそうなのが、『かびとりいっぱつ』です。
カビを除去する次亜塩素酸が含まれております。薬剤が垂れないジェル状となっているので時間をかけて浸透させることができるので一番おすすめです。
いずれにせよ、塩素の成分をしっかり拭き取ることはとても大事です。特に犬などのペットのいる家庭は確実に拭きとって下さい。
窓・サッシのカビは、見た目もニオイも健康にも悪い。まずは湿気に注意。
窓・サッシのカビの原因の多くは、結露などによる湿気です。
夏の暑い日の冷えた飲み物が注がれたグラスに水滴がつきますが、それと同じ現象です。
湿度が70%以上で、室内の温度が20度以上、この条件がそろえば、窓にカビがはえやすいといいます。
湿気が出やすい家とそうでない家がありますが、これは作りや築年数、環境にもよりそうです。
特に新築でマンションに入居した場合のお部屋など、建築時期によっては湿気が多く出たりもします。
まめに換気して湿気をとることは大事です。
カビの胞子は様々な病気の原因になる可能性があります。
アレルギー性鼻炎、アトピー、また喘息の原因にもなりうるとのことです。
結露で濡れた壁や床などは、湿気によりカビが生えやすくなる環境となります。
窓・サッシ、エアコン、また部屋の隅等。
湿気が出やすい家の場合は、リビングや寝室など、家族が長くいる場所のカビには少し気を付けた方がよさそうです。
結露がでるくらいの寒い日に、窓はあまり開けたくないものですが・・・。
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