『中性洗剤を薄めて手拭いで拭きます』って?

 

 

昔バンドやってました。

今もたまに弾き語りもどきをやってます。

 

 

以前、ギターの手入れについて本で調べていたとき、

 

 

 

『指板の汚れは、中性洗剤をうすめて手拭いで拭きます』

 

 

 

なんてことが書いてあったのですが、

 

 

 

 

そもそも中性洗剤がわからない!

 

中性洗剤ってなに?

 

そんなややこしい洗剤なんてうちにないぞ!

 

 

なんて思って、やる前からやる気をなくしていました。

 

 

 

今みたいにネットで簡単に検索することができなかった頃のはなしです。

 

中性洗剤という単語が出てきた時点で、すっかりやる気をなくしてしまったものでした。

 

 

 

では中性洗剤ってどんな洗剤なんでしょうか?

 

 

 

塩基性を示す通常の石鹼に対して,水中で加水分解せず中性を示す洗剤。繊維をいためず,硬水などでも洗浄力がある。普通は,合成洗剤をいう。

 

 

さっぱりわかりません。

 

じゃあこれなら。

 

 

 

 

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な~んだ、スーパーで売ってる食器用の洗剤か、それなら先にいってくれよ。

 

 

いえいえ、食器用ばかりじゃありませんよ。
エマールは洗濯用

 

 

マジックリンはお風呂用

 

 

 

こんなふうに具体的な例をあげると、とてもわかりやすいのではないでしょうか?

 

 

どれもテレビのコマーシャルの影響か、「やさしい洗剤」という印象ではないですか?

 

 

 

 

洗濯、食器、フローリング 等々 中性洗剤は、お掃除に幅広く使えるやさしい洗剤です

 

 

 

中性洗剤は、塩ビ、ゴム、陶磁器、金属、石質など、どんな素材にも使える幅の広い洗剤です。

 

お洗濯、食器、フローリング、衣類、洗車、なんとペットのノミ対策にも。

 

 

まさにオールマイティ。

 

 

pH値はpH6.0以上~8.0以下。

 

 

界面活性剤の働きでを使って汚れを落とします。

 

 

界面活性剤。

簡単にいいますと、例えば水と油のような混じりあわない二つの面を混じりあわせる働きをするもの、つまり、素材と汚れのそれぞれの表面をなじませて汚れを落としていきます。

 

 

 

 

中性洗剤の特徴としては、

 

 

人体にやさしい

 

手荒れがしにくい。あくまでも、他の種類の洗剤(アルカリ性・中性)と比較した場合です。

 

 

洗うものの影響も少ない

 

デリケートな素材(丈夫ではないもの)も、洗うときに痛めにくいです。

 

 

洗う素材が色落ちするリスクが少ない

 

 

これも大事なことですね。とくに洗濯で活躍しそうです。

 

 

 

 

 

 

 

中性洗剤は、かつては野菜を洗ったりすることもあったそうです。

 

 

そもそも、和食中心から洋食が増えた頃、それまで水で十分だった食器に油汚れが付着しはじめました。

 

そんなときに中性洗剤が大活躍、その後も主に台所洗剤を中心として現在にいたっています。

 

 

 

もちろん、よく洗い流さないといけません。

 

 

 

では、中性洗剤はいいことずくめでしょうか?

 

 

 

いえいえ、たしかに素材を大事にお掃除して、肌にもやさしい。

 

 

その分、

 

 

洗浄力が強くはないのです。

 

 

 

ありきたりな軽い汚れにはとても役に立つ洗剤なのですが、やさしいだけに洗浄力は強くなく、頑固なよごれには歯が立たないことが多いです。

 

 

日常の軽い汚れに中性洗剤は威力を発揮しますが、頑固な汚れを落とすのには向いていないんです。

 

 

 

そんなときには、その汚れに応じて別の洗剤を使うことになります。

 

 

アルカリ性洗剤とか、

 

 

酸性洗剤とか、

 

 

 

肌にはよくないですよ。

 

 

僕は強力なアルカリ性洗剤を使っているときに手袋がやぶれてしまい、そのまま作業を続行していたら、

 

 

指先がアルカリ性洗剤の影響で、擦りむいたようになってしまい、ひりひりと痛む羽目になりました。

 

 

すぐに水で洗い流せばよかったのですが、ついつい作業に熱中してしまって・・・。

 

 

 

これは1週間近く治らなかったですね。まいりましたね。

 

 

 

よく落ちる洗剤は、それだけ強力なんです。

 

 

ですので、それだけ危険もはらみます。

 

 

 

 

では、次回はアルカリ性洗剤について。

 

 

 

 

 

 

 

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