お風呂場の汚れはのデパート!?落とせたらあなたもハウスクリーニングできます!
キレイなお風呂場で入浴、季節を問わずとても気持ちがいいものですね。
ピカピカなお風呂でゆっくりと過ごすひととき。
とはいえ、お風呂はとても汚れがたまりやすいところ。
いろんな汚れがつきやすく、キレイにし続けるのは決して楽ではありません。
なんでお風呂場には汚れが集まりやすいの?
お風呂場ってお掃除が大変なのは知られています。
ハウスクリーニングのお仕事の需要も高いですね。
では、なんでお風呂場は汚れが集まりやすいのでしょうか?
水場だから?
たいかにそうですね。
お風呂場は水を使うところ。
しかも密室。
それがいろんな条件を満たしているのです。
条件を満たしたお風呂場では、主に以下のような汚れが発生します。
★お風呂場の汚れ★
①カビ
カビは湿度の高いところが大好きです。
カビが発生しやすい温度は20度から30度。
カビの好物はいろいろありますが、なんと石鹸カスとかも食べちゃいます。
カビが発生する原因は、ずべてお風呂場にそろっていますね。
お風呂のなかは湯気がいっぱい。
蒸発したお湯の残りには、ミネラル分が残るんですね。
★お風呂場の汚れ★
②皮脂
お風呂に入ると汗を流します。
毛穴から出るのが皮脂です。
そう、ワイシャツの襟首の黒い汚れ、あれも皮脂による汚れです。
お風呂場は体を洗うところ、
当然皮脂もでます。
流れずに残った皮脂に、ほこりとかチリが混ざれば、黒ズミになります。
黒ズミ、ハウスクリーニング泣かせです。
★お風呂場の汚れ★
③石鹸カス
うちはお風呂場で石鹸はつかってないよ。
だから石鹸カスはでないよ。
ボディソープを使ってるもん!
いえいえ、ボディソープでも石鹸カス、のこりますよ。
しっかりながしても、いつの間にかついてしまうんです。
石鹸カス、いかにもお風呂場にたまりそうです。
★お風呂場の汚れ★
④水アカ
水アカの正体ってなんでしょうか?
水の中に含まれているミネラル分です。
水分が蒸発したあと、残ったカルシウムやマグネシウムがミネラル分となって残ります。
ミネラル分、つまり水アカです。
★お風呂場の汚れ★
⑤カルキ
カルキって、石灰なんです。
お風呂場の汚れの白くてカチカチに固くて、蛇口の先とか入口のとびらの下についているもの、
いわゆるカルキという汚れは、実は石灰だったんです。
なんで石灰がお風呂場に?
水道水を消毒するのもカルキ、
カルキって塩化石灰の意味。
その塩化石灰がかたまるわけですね。
汚れのカルキは、消毒のカルキの成分が固まってできたものだったんです。
で、その水道水をふんだんに使う場所、
お風呂場です。
カルキもたまるはずです。
かたいです。ハウスクリーニングでも苦戦することが多いです。
お風呂場の代表的な汚れ、
①カビ、②皮脂、③石鹸カス、④水アカ、⑤カルキ
ぜんぶお風呂場が大好きな汚れということがわかりました。
ところで、
①カビ、②皮脂、③石鹸カス、④水アカ、⑤カルキ
この順番って、実は意味があるんです。
汚れによってお風呂場のハウスクリーニングのやり方は変わってきます。
ご家庭では、お風呂洗いの洗剤を使ってお風呂場を洗います。
そりゃ当然だ!
お風呂場専用の洗剤だもん!
まあ、そういう名目で売っているのだから。当然それを使うしかないでしょう。
しかし、お風呂場のハウスクリーニングを1種類の洗剤で済ませてしまうかどうかが、
ピカピカの分かれ道となるのです。
アルカリ性と酸性ってありますよね。
小学校の頃、リトマス試験紙とかで勉強しました。
例えば、お風呂場の汚れにもアルカリ性と酸性があります。
そして、洗剤にもアルカリ性と酸性があるんです。
ついでに、中性というのもあります。
お風呂の洗剤として売っているのは主に中性の洗剤です。
中性洗剤についてはこちらの記事をご覧ください。
https://do-not-worries.net/neutral-detergent/
中性洗剤は、肌にやさしく素材にもやさしい洗剤です。
お風呂場の毎日のお手入れにうってつけです。
でも、長い間お手入れしていなかったら、お風呂場の汚れはどんどんガンコになってきて、中性の洗剤では手にを得なくなってしまいます。
つまり、中性洗剤では、
ガンコなカビ、
ガンコな水アカ、
ガンコな石鹸カス、
なかなか落とせません。
そこで登場するのが、
・アルカリ性洗剤
・酸性洗剤
です。
お風呂場のハウスクリーニングでは、このアルカリ性洗剤と酸性洗剤をうまく使い分けるのがコツです。
先ほどの、
①カビ、②皮脂、③石鹸カス、④水アカ、⑤カルキ
これは、
①カビ の汚れには次亜塩素酸の洗剤(アルカリ性)
②皮脂 ③石鹸カス の汚れにはアルカリ性の洗剤、
④水アカ ⑤カルキ の汚れには酸性の洗剤
というグループで分かれていたのですね。
カビや水アカなど、
汚れにお応じて洗剤を使い分ければ、お風呂場をピカピカにすることができるのです。
おぼえてしまったら、ハウスクリーニングのプロとなる第一歩を踏み出せるかもしれませんね。
お風呂場の汚れを落とす効果的な洗剤の使い方はコレ!
①カビ
カビは、塩素系カビ取り剤(アルカリ性)というものを使ってクリーニングするとよく落ちます。
例えば、
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とか。
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これらの塩素系カビ取り剤を、
たとえばタイルの目地の黒カビとかにスプレーして30分放置、
そのとき、スプレーした上にキッチンペーパーをのせてさらにスプレーしたり、
スプレーした上にサランラップをのせておいたりしたら、なおカビとり効果がアップします。
お試しください。
②皮脂 ③石鹸カス
皮脂や石鹸カスの汚れは、酸性の汚れです。
酸性の汚れには、アルカリ性の洗剤を使います。
しかしながら、強いアルカリ性の洗剤は一般的に業務用なので、なかなかピンとこない方が多いでしょう。
使い方にも注意が必要です。
そんなときは、弱アルカリ性の重曹が手に入りやすいです。
アルカリ性洗剤として、重曹を使う方は多いですね。
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④水アカ ⑤カルキ
水アカやカルキは、酸性の洗剤をつかって落とします。
こちらも強い酸性の洗剤は業務用なので、なかなかわからない方が多いと思います。
代表的なのがトイレ用のサンポール、ハウスクリーニングでも使っている人が多いです。
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カルキの汚れにかけてこすると効果があるでしょう。
ただし、酸性は金属を変色させるなどのリスクもありますので要注意、
また、①のカビで取り上げました塩素系の洗剤と混ぜると、有毒のガスが発生する危険もあります。
サンポールが「まぜるな危険」とあるのは、このような理由からなんです。
ですので、おススメは弱酸性のクエン酸。
クエン酸も使っている方が多いですね。
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カビ、皮脂、石鹸カス、水アカ、カルキ、
いくつかの汚れが絡み合っているお風呂場、
汚れに合った洗剤を使って試してみてください。
ハウスクリーニングをDIY、きっとお掃除もたのしくなってくるはずです。